七日正月(読み)ナヌカショウガツ

デジタル大辞泉 「七日正月」の意味・読み・例文・類語

なぬか‐しょうがつ〔‐シヤウグワツ〕【七日正月】

正月7日の祝い。七種ななくさ節句 新年》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七日正月」の意味・読み・例文・類語

なぬか‐しょうがつ ‥シャウグヮツ【七日正月】

〘名〙 一月七日の祝い。古くから、五節供の初めとして、七種(ななくさ)粥などを食べ、その年の無病息災を祈願し、遊宴などを催した。七種の節供。なのか正月。《季・新年》 〔俳諧・俳諧歳時記栞草(1851)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の七日正月の言及

【正月】より

…大晦日から元日にかけての行事に主体があるが,ほぼ1月いっぱい続く。行事の流れは,1日を中心にする大正月と,15日を中心にする小正月とに大別できるが,このほか7日の七日正月,20日の二十日正月を重視する場合もある。12月はすでに正月の始まりで,東北地方北部では,12月中に神仏の年取りがある。…

【六日年越し】より

…〈神年越し〉〈馬の年越し〉などともいう所もある。1月7日は元日正月の終りだとも十五日正月の始まりだとも考えられるが,また,江戸時代には五節供の一つ(人日(じんじつ))として重要な節日と考えられており,そのためか七日正月とも呼ばれている。したがって前夜は,大晦日や十四日年越し・節分などとともに年越しとされている。…

※「七日正月」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」