七弁・七辨(読み)しちべん

精選版 日本国語大辞典 「七弁・七辨」の意味・読み・例文・類語

しち‐べん【七弁・七辨】

〘名〙 太政官に属し八省を分掌した七人弁官総称。左右大弁・左右中弁・左右少弁六人と、中弁または少弁の権官(たとえば権左中弁)一人とで構成された。
※中右記‐承徳二年(1098)三月一六日「今日七辨皆悉参集」
※陽明文庫本平治(1220頃か)上「子息共は、或は中少将にいたり、或は七弁に相並ばせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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