一黙(読み)いちもく

精選版 日本国語大辞典 「一黙」の意味・読み・例文・類語

いち‐もく【一黙】

〘名〙 一度黙ること。
正法眼蔵(1231‐53)三十七品菩提分法「如来の一黙と維摩の一黙と、相似比論にすらおよぶべからず」
咄本一休咄(1668)二「一休立出給ひて、龕(がん)の前に一黙(イチモク)し給ふ」 〔黄庭堅‐贈送張叔和詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android