一時三里犬走り(読み)いっときさんりいぬばしり

精選版 日本国語大辞典 「一時三里犬走り」の意味・読み・例文・類語

いっとき【一時】 三里(さんり)犬走(いぬばし)

一時(約二時間)に三里を行くのは、犬のように小走りに歩かなくてはいけない。転じて、足の速いことにいう。〔諺苑(1797)〕
歌舞伎松栄千代田神徳徳川家康)(1878)三幕「一時(イットキ)三里犬走り、猿と綽名の木下藤吉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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