一分銀・一歩銀(読み)いちぶぎん

精選版 日本国語大辞典 「一分銀・一歩銀」の意味・読み・例文・類語

いちぶ‐ぎん【一分銀・一歩銀】

〘名〙 江戸時代一両四分の一に当たる長方形銀貨。天保八年(一八三七)、安政六年(一八五九)、明治元年一八六八)に、それぞれ鋳造された三種がある。様式は同じで、品位が相違する。額銀(がくぎん)
※雑俳・柳多留‐一六四(1838‐40)「小人島鳥居の額に一歩銀」

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