一分試(読み)いちぶだめし

精選版 日本国語大辞典 「一分試」の意味・読み・例文・類語

いちぶ‐だめし【一分試】

〘名〙 からだを細かくずたずたにためし切りにすること。一寸試し。五分試し。
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま「とても死ぬる此の体(からだ)髪頭よりつまさき迄、一ぶだめしにためされても、代りたい助けたいと」

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