ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロンドン・グループ」の意味・わかりやすい解説
ロンドン・グループ
London Group
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…これは元来は,スティーアを発起人にホイッスラー,サージェント,シッカートなどが参加して1886年に結成された〈ニュー・イングリッシュ・アート・クラブ〉を継承したものである。〈キャムデン・タウン・グループ〉は1913年に〈ロンドン・グループ〉として発展的解消を見たが,特定の主義主張を掲げず,展覧会活動に重点をおき,20世紀イギリス絵画の発展に特異な役割を果たした。33年,批評家H.リードを世話役として結成された〈ユニット・ワンUnit One〉も特定の流派というより自由な創造を促し,作品発表の場を提供しようというもので(メンバーの中には彫刻家もいた),概して当時の大陸の状況を反映して構成主義的あるいはシュルレアリスム的傾向が強い。…
※「ロンドン・グループ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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