…しかしその中には,ときとして胸をつかれるような苛烈(かれつ)な愛と哀しみが点綴(てんてつ)され,ユダヤ系作家の人間観がかいま見える。また,デーブが開発した〈ロトスコープ〉(実写の動作をアニメーションにひきうつす方法)をはじめ,扇形のミニチュアの前にセルを立て,移動の背景に立体感を出す方法など,科学好きのフライシャー兄弟が1940年までに取ったパテントは,75にも及ぶという。長編第1作《ガリヴァー旅行記》(1939)は平板なできだが,原作の知名度で観客を集めた。…
※「ロトスコープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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