山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
ロシア社会民主労働党(RSDRP)(ロシアしゃかいみんしゅろうどうとう)
Rossiiskaia Sotsial-Demokraticheskaia Rabochaia Partiia
党創立は1898年に宣言されたが,実質上の創立大会はプレハーノフ,レーニン,マルトフらが準備,指導し,党綱領・規約が決定された1903年第2回大会。この大会で規約の審議と指導部の選出をめぐって対立が生まれ,党はボリシェヴィキとメンシェヴィキの2派に分裂した。1906~07年には党は再統一されたが,その後は四分五裂となった。レーニンを中心とするボリシェヴィキが12年プラハ協議会を開き,党を再建したが,他の派はこれを認めず,自分たちもこの党の名を名乗り続けた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報