レオニード ラブロフスキー(英語表記)Leonid Mikhailovich Lavrovskii

20世紀西洋人名事典 の解説

レオニード ラブロフスキー
Leonid Mikhailovich Lavrovskii


1905.6.18 - 1967.11.26
ソ連舞踏家,振付師
元・ボリショイ劇場芸術監督。
ペテルブルグ生まれ。
1936〜38年マールイ劇場、’38〜44年キーロフ劇場の各首席バレエマスターを経て、’44〜56年及び、’60〜64年ボリショイ劇場芸術監督となる。また、’44年に入党従来のバレエにかわる劇的真実をもつ写実的舞踏劇の創造をめざし、’40年「ロミオとジュリエット」では巧みな群衆の処理により壮大な舞踏劇を作りだす。他の作品に「ジゼル」(’44年)、「パガニーニ」(’60年)など。’65年にはソ連邦人民芸術家に選ばれ、ソ連邦国家賞を3度受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報