ラ・ボエシー(英語表記)La Boétie, Étienne de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラ・ボエシー」の意味・わかりやすい解説

ラ・ボエシー
La Boétie, Étienne de

[生]1530.11.1. サルラ
[没]1563.8.18. ガスコーニュ,ジェルミニアン
フランスの法律家,哲学者オルレアンなどで法律を修め,若くしてボルドー高等法院参議となり,1557年同僚となったモンテーニュと堅い友情を結ぶ。古典翻訳,詩などのほか,古代作家から発想を得て,圧制を否定し民衆無気力を責めた小論文『自発的屈従について』 Discours de la servitude volontaire (1574) が特に有名。

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