学校図書館は,今日の情報や知識を基盤とする社会に相応しく生きていくために基本的な情報とアイデアを提供し,児童生徒が責任ある市民として生活できるように,生涯学習の技能を育成し,想像力を培うものであるとして,1999年の第65回国際図書館連盟(IFLA)バンコク大会において承認され,同年11月ユネスコの正式文書として採択された宣言.学校図書館の使命,財政・法令・ネットワーク,学校図書館の目標,職員,運営と管理,宣言の履行の項目から構成される.本宣言の具体的指針を定めたIFLA/UNESCO School Library Guidelines(2002)が刊行されている(2015年改定).