メアリー-アーデンの家(読み)メアリーアーデンのいえ

世界の観光地名がわかる事典 「メアリー-アーデンの家」の解説

メアリーアーデンのいえ【メアリー-アーデンの家】

イギリスのイングランド中部のストラトフォードアポンエイヴォン(Stratford-upon-Avon)から約5.6km離れた郊外にある、文豪ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare、1564~1616年)の母メアリー・アーデンの生家。現在、博物館になっている。1514年に建てられ、1960年代まで農家として使われていた。メアリーは裕福な農場主のロバート・アーデンの娘としてこの家に生まれ、1557年にジョン・シェークスピアと結婚して、フォードアポンエーヴォンのヘンリーストリート(シェークスピアの生家)に移り住むまでの娘時代を過ごした。ここがアーデン家の農場だったと伝えられてきたが、2000年のシェークスピア生誕の地基金の調査により、この農家がアーデン家の住まいだったことを示す証拠の書類が発見された。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android