マウカリ朝(読み)マウカリちょう(英語表記)Maukhari

改訂新版 世界大百科事典 「マウカリ朝」の意味・わかりやすい解説

マウカリ朝 (マウカリちょう)
Maukhari

6~7世紀の北インドの王朝。グプタ朝滅亡後ウッタル・プラデーシュで台頭し,エフタル族の侵入を防いで領域を確保し,6世紀後半にはビハールにも進出して有力であった。7代の王の名が知られているが,最後の王は7世紀ハルシャ・バルダナの北インド統一の際に従属し,王朝はまもなく滅びた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android