マイケル フレイン(英語表記)Michael Frayn

現代外国人名録2016 「マイケル フレイン」の解説

マイケル フレイン
Michael Frayn

職業・肩書
作家,劇作家,コラムニスト

国籍
英国

生年月日
1933年9月8日

出生地
ロンドン郊外

学歴
ケンブリッジ大学卒

受賞
サマセット・モーム賞〔1966年〕「The Tin Men」,オリビエ賞(ベスト・コメディ賞)〔1982年〕「ノイゼズ・オフ」,イブニング・スタンダード賞(ベスト・プレイ賞)〔1984年・1998年〕「ベネファクターズ」「コペンハーゲン」,トニー賞(ベスト・プレイ賞,第54回)〔2000年〕「コペンハーゲン」,ウィットブレッド賞〔2002年〕「スパイたちの夏」,金ペン賞〔2003年〕,セントルイス文学賞〔2006年〕,マクガバン賞〔2006年〕

経歴
2年の兵役期間中にロシア語を学ぶ。ケンブリッジ大学で哲学を専攻。「ガーディアン」「オブザーバー」の記者やコラムニストとして活躍する傍ら、創作を開始。1966年デビュー小説「The Tin Men」(’65年)でサマセット・モーム賞を受賞。画家ブリューゲルの失われた絵画にまつわる物語「墜落のある風景」(’99年)はブッカー賞の最終候補となり、「スパイたちの夏」(2002年)でウィットブレッド賞を受賞。戯曲も多く、原爆開発にかかわる“謎の一日”をテーマにした「コペンハーゲン」(1998年)は欧米センセーションを巻き起こし、2000年トニー賞に輝いた。戯曲に「ノイゼズ・オフ」(1982年)、「ベネファクターズ」(’84年)、「デモクラシー」(2003年)などがある。翻訳家としてはチェーホフ「桜の園」「三人姉妹」「ワーニャ伯父さん」の英訳で知られる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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