日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ポーツマス(アメリカ合衆国、オハイオ州)ぽーつますPortsmouth アメリカ合衆国、オハイオ州南部、オハイオ川に臨む工業都市。人口2万0909(2000)。19世紀後半におこった鉄鋼を中核に、化学、プラスチック、製靴など多種工業が発達し、鉄道輸送の中心地でもある。1803年に町が建設され、32年にクリーブランドと結ぶオハイオ運河が開通したことや付近に鉄鉱石が発見されたことで、急速な工業発達がおこった。周辺にはルーズベルト鳥獣保護区、ショーニー州有林、マウンド・パークなどレクリエーション地が多く、市民に親しまれている。[作野和世] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例