ポーチュラカ(英語表記)Portulaca; purslane; pusley

デジタル大辞泉 「ポーチュラカ」の意味・読み・例文・類語

ポーチュラカ(〈ラテン〉Portulaca)

スベリヒユ科スベリヒユ属の多年草。中南米原産。高さ約10センチで、クッション状になる。花は5弁で、赤・だいだい・黄・桃・白色など多彩

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポーチュラカ」の意味・わかりやすい解説

ポーチュラカ
Portulaca; purslane; pusley

スベリヒユ科ポーチュラカ (スベリヒユ) 属の総称。園芸的にはハナスベリヒユ P.oleracea cv.をさす。花壇のほか,プランターや吊り鉢で栽培される草本。起源については不明な点が多い。多年草であるが耐寒性に欠けるため,園芸的には一年草として扱われることが多い。葉は雑草のスベリヒユを大型にしたようなへら葉で互生。花はマツバボタンに似た直径 2.5~3cmの5弁花で,赤,紫紅色,桃,白,橙,黄色などのはなやかな彩りをもち,複色や八重咲きもある。茎は匍匐し,分枝しながらカーペット状に伸び広がる。夏中,強い光のなかで咲き続ける暑さと乾燥に強い草花である。日当りと水はけのよい環境が適しており,挿木で容易にふやすことができる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポーチュラカ」の意味・わかりやすい解説

ポーチュラカ
ぽーちゅらか

マツバボタン

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