プノンクロム(英語表記)Phnom Krom

デジタル大辞泉 「プノンクロム」の意味・読み・例文・類語

プノン‐クロム(Phnom Krom)

カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコール遺跡群の南約16キロメートル、トンレサップ湖北岸に近い。アンコール三聖山の一つ、プノンクロムの丘の上に位置する。9世紀末から10世紀初頭にかけて、クメール王朝のヤショーバルマン1世により建立。40メートル四方のラテライト周壁に囲まれ、東西南北塔門があり、中央にヒンズー教三大神を祭る三つの祠堂が並ぶ。1992年、アンコールの他の遺跡とともに世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android