Blaster:2003年8月に発生・流行したコンピューターウイルス(ワーム)の名称。“MS Blaster"“Blaster"などとも呼ばれ、ウイルス対策ソフトの検出プログラムをかいくぐろうとする亜種(変種)がその後に発生した。TCP135ポートを通じて悪意のあるデータを送信し、感染したWindows OS(Windows NT 4.0/2000/XP)は攻撃者となって別のパソコンに悪意のあるデータ送信を行なうというもの。このウイルスは感染行為自体を目的とするワームと呼ばれる種類のプログラムで、感染したパソコンのデータ破壊などは行なわないものの、ネットワークリソースを大量に消費するためOSの動作が不安定になり異常終了/再起動する場合がある。