フォックス海盆(読み)ふぉっくすかいぼん(英語表記)Foxe Basin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フォックス海盆」の意味・わかりやすい解説

フォックス海盆
ふぉっくすかいぼん
Foxe Basin

カナダ北東部、西側をカナダ本土のメルビル半島、南西側をサウサンプトン島、北~南東側をバフィン島に囲まれた浅瀬の多い内海。北西はファリー・アンド・ヘクラ海峡を通りカナダ北極海諸島地域に、南はフォックス海峡を通りハドソン湾、ハドソン海峡大西洋に通ずる。航海が可能なのは年間3か月程度で、その他はパックアイス(流氷)に覆われる。1631年にイギリスのフォックスLuke Foxe(1586―1635)により探検された。

[大竹一彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android