ビシェグラード宮殿(読み)ビシェグラードキュウデン

デジタル大辞泉 「ビシェグラード宮殿」の意味・読み・例文・類語

ビシェグラード‐きゅうでん【ビシェグラード宮殿】

Visegrádi Királyi Palota》ハンガリー北部の町ビシェグラードにあった宮殿。14世紀にハンガリー王カーロイ1世が置いた王宮に起源する。15世紀にブダに遷都された後、マーチャーシュ1世イタリアから建築家を招いてルネサンス様式に改築狩猟のための庭を擁する。16世紀以降、オスマン帝国侵攻ハプスブルク家支配からの独立を目指した戦争により破壊された。現在は遺跡の一部や出土品を展示する博物館になっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android