ルネサンス様式(読み)ルネサンスようしき

家とインテリアの用語がわかる辞典 「ルネサンス様式」の解説

ルネサンスようしき【ルネサンス様式】

15~17世紀初頭に、イタリアを中心に広くヨーロッパに普及した建築・美術様式。古代ギリシャ・ローマ様式を復興させ、建築ではシンメトリー(左右対称)とバランス(調和)を重視した。大理石の床、円柱アーチ、絵画や彫刻で飾った壁、コーニスを施した外壁などが特徴。家具も彫刻や象嵌(ぞうがん)などで豪華に飾られた。イタリアのフィレンツェ大聖堂、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂、フランスのルーブル宮(現ルーブル美術館)、シャンボール城などが代表例。◇「ルネサンス」は「再生・復活」の意。「ルネッサンス様式」ともいう。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

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