パパンドレウ(Georgios Papandreou)(読み)ぱぱんどれう(英語表記)Georgios Papandreou

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

パパンドレウ(Georgios Papandreou)
ぱぱんどれう
Georgios Papandreou
(1888―1968)

ギリシア政治家。パトラス近郊の出。第一次世界大戦中ベニゼロス派の政治家として頭角を現し、戦後数回大臣を経験した。1933年に民主党を結成したが、独裁に反対したため追放された。1944年イギリスの要請によりエジプトでギリシア連合政権を樹立した。1946年の選挙右派に敗れたが、1964年の選挙に勝ち、政権に復帰した。1967年の軍部クーデターにより地位を追われた。

木戸 蓊]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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