ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バーン=ジョーンズ」の意味・わかりやすい解説
バーン=ジョーンズ
Burne-Jones, Sir Edward Coley
[没]1898.6.17. ロンドン
イギリスの画家,デザイナー。初め神学を学んだが,W.モリスとの出会いと D.ロセッティの作品に触発され画業に転じた。 1859年および 62年にイタリア諸都市を歴訪してラスキンに会い,また F.リッポやボティチェリの装飾的な作風に影響された。初期の作品は中世の騎士物語などのロマン的題材を華麗な色彩で描き,後期の作品にはイタリアの 15世紀,特にボティチェリの影響がみられる。ほかにモリス商会のためのステンドグラスやタペストリーの下絵がある。 94年准男爵。代表作『コフェチュア王と乞食の少女』 (1884,ロンドン,テート・ギャラリー) 。
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