バール連盟(読み)バールれんめい(英語表記)Barska Konfederacja

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バール連盟」の意味・わかりやすい解説

バール連盟
バールれんめい
Barska Konfederacja

バール連合とも呼ばれる。ポーランドシュラフタが,国の独立とカトリック特権を擁護するために結成した同盟 (1768~72) 。 A.クラシンスキ,J.ポトツキらの指導で 1768年ウクライナのバールで結成された。ロシアに保護されたポーランド王スタニスワフ2世アウグスト・ポニャトフスキに対し,フランス,トルコ援助を得て廃位を要求。次第に愛国的国土防衛軍の様相示し,広範な支持を集めたが,第1次ポーランド分割 (72) で解体

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android