日本大百科全書(ニッポニカ) 「バーデン(スイス)」の意味・わかりやすい解説 バーデン(スイス)ばーでんBaden スイス北部、アールガウ州の都市。人口1万6193(2001)。リマト川の谷にあり、隣接するウェッティンゲン、オーバージッゲンタール、エネトバーデン、ノイエンホーフとともに人口約5万の人口集中地区を形成する。ローマ時代からの温泉保養地であるが、19世紀に工業化が始まり、現在は大企業ブラウン・ボベリー社の電気機器工業が町の中核をなし、その従業員は隣接町村から通勤している。広域的には大チューリヒ地域(チューリヒ大都市圏)に含まれる。[前島郁雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例