バルデマー宮殿(読み)バルデマーきゅうでん

世界の観光地名がわかる事典 「バルデマー宮殿」の解説

バルデマーきゅうでん【バルデマー宮殿】

デンマークの首都コペンハーゲンがあるシェラン島(Sjælland)とユトランド半島の間に位置する、フュン島(Fyn)の南端のトーシンエ島(Tåsinge)東岸にある城。同国の名君とされているクリスチャン4世(1577~1648年)が1643年に建設した。1678年には海軍の英雄ニールス・ユエルの所有する城となり、現在のバロック様式風の建物に改築された。この城は現在一般に公開され、コンサート会場やギャラリー、結婚式場としても利用されている。地下にはレストランがあるほか、敷地内にはヨット博物館がある。フュン島の中心都市オーデンセ(Odense)南方45kmのスヴェンボー(Svendborg)からフェリーが就航している(所要時間45分)。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android