バッテリー・パーク(読み)ばってりーぱーく(英語表記)Battery Park

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バッテリー・パーク」の意味・わかりやすい解説

バッテリー・パーク
ばってりーぱーく
Battery Park

アメリカ合衆国、ニューヨーク市マンハッタン島南端部の公園。面積0.85平方キロメートル。17世紀にオランダ人がここに砲台バッテリー)を築いたことに始まり、長く要塞(ようさい)としての役割を果たした。1811年完成した円形の砦(とりで)キャッスルクリントンは、のち娯楽施設、移民受入れ施設、水族館などとして使用されたこともあった。また、ニューヨーク湾を発見したベラザノGiovanni da Verrazzano(1485ころ―1528)の像もあり、自由の女神のあるリバティー島には連絡船が通っている。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android