ハリハラ像(読み)ハリハラぞう(英語表記)Harihara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハリハラ像」の意味・わかりやすい解説

ハリハラ像
ハリハラぞう
Harihara

ヒンドゥー教神像ビシュヌ神とシバ神が合体した神像で,ビシュヌの別名ハリとシバの別名ハラの合成語左半身がビシュヌで右半身がシバであるといわれる。カンボジアの前アンコール期に特に尊信された。プラサート・アンデト出土,プノンペン博物館蔵の7世紀の立像は,傑作として知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android