ハトシェプスト女王葬祭殿(読み)ハトシェプストジョオウソウサイデン

デジタル大辞泉 の解説

ハトシェプストじょおう‐そうさいでん〔‐ヂヨワウサウサイデン〕【ハトシェプスト女王葬祭殿】

Mortuary Temple of Hatshepsut》エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある葬祭殿。新王国第18王朝の第5代女王ハトシェプストにより造営。切り立った崖を背に地形傾斜をいかして築かれた、他に類例のない巨大な3層のテラス式の構造をもつ。内部壁画には女王が派遣した香料交易の大船団が描かれている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android