ハツハナインコ(読み)はつはないんこ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハツハナインコ」の意味・わかりやすい解説

ハツハナインコ
はつはないんこ / 初花鸚
black-winged lovebird
[学] Agapornis taranta

鳥綱オウム目オウム科の鳥。アフリカエチオピア高地に分布するボタンインコ類のうちもっとも大きな1種で、全長16.5センチメートル。体は緑色で額が朱赤色。飼い鳥としては同類中で比較的少ない。

黒田長久

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のハツハナインコの言及

【ボタンインコ(牡丹鸚哥)】より

…かえった雛は雌雄の給餌を受け,40~44日で巣立つ。 頭部が赤いボタンインコA.lilianal(イラスト),緑色で額が赤いハツハナインコA.taranta,濃い紫褐色をしたクロボタンインコA.nigrigenis,黒褐色で,くびが黄色のキエリクロボタンインコA.personataはすべてくちばしが赤い。額が赤く,顔から胸がピンクで,くちばしが黄色のコザクラインコA.roseicollisとくちばし,額,顔が赤いコハナインコA.pullariaは,ともに頭部は緑色で,腰が青い。…

※「ハツハナインコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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