ハイバン峠(読み)ハイバントウゲ

デジタル大辞泉 「ハイバン峠」の意味・読み・例文・類語

ハイバン‐とうげ〔‐たうげ〕【ハイバン峠】

Deo Hai Vanベトナム中部の都市ダナンフエの間にある峠。最高地点の標高496メートル。19世紀半ばにフランス軍が砦を築き、第二次大戦やベトナム戦争時でも使われた。2005年、日本政府開発援助により、東南アジア最長の全長約6.3キロメートルのハイバントンネルが開通した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイバン峠」の意味・わかりやすい解説

ハイバン峠
ハイバンとうげ
Deo Hai Van

ベトナム中部海岸,ダナンとフエの間にあるハイバン山を越える峠。標高約 500m。雲が足元を流れ,眼下南シナ海や古都フエを見渡せる景勝地。ハイはベトナム語で「海」,バンは「雲」を意味する。ベトナムの南北を結ぶ国道1号線はここを通る。

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