ドデカネス[諸島](読み)ドデカネス

百科事典マイペディア 「ドデカネス[諸島]」の意味・わかりやすい解説

ドデカネス[諸島]【ドデカネス】

エーゲ海南東部に散在するギリシア領の諸島。南スポラデス諸島とも。名は12島の意だが,実際はロードス島,カルパトス島コス島など主要14島と約40の小島からなる。全般に山がちで,ブドウオリーブ海綿などを産する。古代フェニキア,ギリシアの植民を経て,前4世紀アレクサンドロス大王に征服された。1522年トルコ領,1911年―1912年のイタリア・トルコ戦争後イタリア領。1947年からギリシア領。2714km2。19万71人(2001)。
→関連項目エーゲ海ピタゴリオンとヘラ神殿

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android