旺文社世界史事典 三訂版 「トルファン」の解説
トルファン
Turfan
トルファン盆地の底の高度は海面下130m といわれ,炎暑の地。古くから天山南・北路をおさえる交通の要地で,漢代には車師 (しやし) 国があったが,前漢末から漢人の屯田が行われた。南北朝時代は高昌 (こうしよう) 国が栄えたが,のち唐に征服された。元代には和州・火州 (かしゆう) などと呼ばれ,明以後トルファンと呼ばれるようになった。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報