ディオドトス1世(読み)ディオドトスいっせい(英語表記)Diodotos I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディオドトス1世」の意味・わかりやすい解説

ディオドトス1世
ディオドトスいっせい
Diodotos I

[生]?
[没]前248頃
セレウコス朝シリアのアンチオコス1世および同2世治下のバクトリア,ソグディアナ地方の総督。前 256/5年に反乱を企て独立。バクトリア王として貨幣を鋳造。自身ソテル (救世主) と称した。一時セレウコス2世の妹と政略結婚したともいわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android