すべて 

ゾリンゲン(読み)ぞりんげん(その他表記)Solingen

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゾリンゲン」の意味・わかりやすい解説

ゾリンゲン
ぞりんげん
Solingen

ドイツ西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。刃物工業で世界的名声をもつ。人口16万5000(2000)。デュッセルドルフ東南東、ウッパー川がライン低地に出るあたりの北側の高原上に位置する。町は15世紀ごろ発生したが、1856年以来周辺の町村を合併したので、都市像にはまとまりがない。刃物工業は中世の刀剣鍛冶(かじ)に起源をもつ。局地的な水力木炭鉄鉱石を基礎に発達したが、19世紀以来原料をルール工業地帯に依存するようになる。ナイフかみそり、鋏(はさみ)、医学・獣医学器具などを、大部分は中小企業により生産し、輸出が多い。ドイツ刃物工業連盟が置かれている。

[齋藤光格]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

すべて 

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む