ソータ

精選版 日本国語大辞典 「ソータ」の意味・読み・例文・類語

ソータ

〘名〙 (sota) ウンスンカルタの札の一つ。本来トランプジャックに当たる札。天正年間(一五七三‐九二)日本に渡来したとき女性の姿に変わり一〇番目の札になった。のち、僧侶とまちがえられ、頭を剃った坊主姿の札となった。坊主とか釈迦とか呼ばれ一〇番目の札であるところから釈迦十(しゃかじゅう)ともいう。
※俳諧・鷹筑波(1638)一「あざやかな月にそふたを刈田哉〈一次〉」

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