一次(読み)イチジ

デジタル大辞泉 「一次」の意味・読み・例文・類語

いち‐じ【一次】

第1回。1番目。最初。「一次募集」「第一次越冬隊」
いちばん大切であること。根本的な事柄。「一次史料」
数学で、式・関数などの未知数の最高次数が1であること。「一次方程式」
[類語]第一始め最初原初嚆矢手始め事始めまず優先一番真っ先初発先頭いの一番トップしょぱな先立ち当初初期初頭始期早期劈頭へきとう冒頭出出でだ滑り出し初手出端ではなはなはし口開け取っ付きあたまのっけスタート取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口皮切り第一歩第一声始まり始まる始める発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり開始幕開き開幕立ち上がり口切り最優先何をおいても何はさておき何はともあれ口火を切る先ず以て

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精選版 日本国語大辞典 「一次」の意味・読み・例文・類語

いち‐じ【一次】

〘名〙
① (「次」はつぐ、つづくの意から、回数を数える語となったもの) いっぺん。一度。一回
蔗軒日録‐文明一六年(1484)七月一〇日「晴、浴一次」 〔宋史‐選挙志・科目上〕
② (「第一次」の略) 最初。第一回。一番目。
※地方官会議日誌‐一四・明治八年(1875)七月八日「午前第十時十五分開議 第一次会 地方民会議問」
数式ないしは数学的概念で、なんらかの意味で二次以上のものを含まないものをいう。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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普及版 字通 「一次」の読み・字形・画数・意味

【一次】いちじ

一回。

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岩石学辞典 「一次」の解説

一次

初生

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