ジャニンジン(読み)じゃにんじん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャニンジン」の意味・わかりやすい解説

ジャニンジン
じゃにんじん / 蛇人参
[学] Cardamine impatiens L.

アブラナ科(APG分類:アブラナ科)の二年草。茎は直立し、高さ20~60センチメートル、葉とともにまばらな毛がある。葉は羽状基部に耳状部があり、茎を抱く。小葉薄質で、さらに羽状に細裂する。4~5月、緑白色の花を多数開く。木陰や水湿地に生え、日本全土、およびアジアヨーロッパ温帯亜熱帯に広く分布する。

[小林純子 2020年11月13日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android