ジェイソン ジアンビー(英語表記)Jason Giambi

現代外国人名録2016 「ジェイソン ジアンビー」の解説

ジェイソン ジアンビー
Jason Giambi

職業・肩書
大リーグ選手

国籍
米国

生年月日
1971年1月8日

出生地
カリフォルニア州ウエストコビナ

本名
Giambi,Jason Gilbert

学歴
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校

受賞
MVP(アリーグ)〔2000年〕,カムバック賞(アリーグ)〔2005年〕

経歴
1989年ドラフト43巡目で大リーグのブリュワーズに指名されるが契約せず、’92年ドラフト2巡目でアスレチックス入団。同年のバルセロナ五輪米国代表メンバー。’93年ハワイのウインターリーグではオリックスイチロー(当時)を抑えて首位打者となる。’95年5月メジャー初昇格。’98年より一塁手。2000年オールスターでアリーグ一塁手のファン投票1位に選出、4番打者に抜擢される。この年、打率.333、43本塁打(リーグ2位)、137打点(同4位)、137四球と出塁率はいずれも1位で、リーダーシップも評価されて、MVPに選出された。2001年も活躍したが、MVP投票では僅差でイチロー(マリナーズ)に敗れる。オフにFAでヤンキースに移籍し、松井秀喜クリーンアップを組む。2002年と2003年はいずれも41本塁打。2003年以降は打率が急激に下降するも選球眼の良さで出塁率を維持。2004年、アスレチックス時代から疑惑のあったステロイド剤の使用を認める証言をした。2008年オフにFAで古巣アスレチックスに移るも、2009年8月成績不振のため契約を解除される。2010年ロッキーズに移籍し、4番も務めたが、シーズン終了後FAとなり、2011年はロッキーズとマイナー契約した。同年5月史上2番目の高齢で、1試合3本塁打をマーク。2013年インディアンス入りし、2014年限りで現役を引退した。MLB20年間の通算成績は、7267打数2010安打、1441打点、440本塁打、打率.277。最高出塁率3回(2000〜2001年,2005年)、シルバースラッガー賞2回(2001〜2002年)、オールスター選出5回(2000〜2004年)。現役時代は192センチ、108キロ。右投左打。弟のジェレミーとはアスレチックス時代チームメイトだった。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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