ザンクト・ゴットハルト[峠](読み)ザンクトゴットハルト

百科事典マイペディア の解説

ザンクト・ゴットハルト[峠]【ザンクトゴットハルト】

フランス名はサン・ゴタールSaint Gothard峠。スイスアルプスのザンクト・ゴットハルト山塊を越える峠。標高2108m。アルプス越え最短距離の道が通じ,中世以来イタリアとスイス,ドイツを結ぶ重要路。1882年延長約15kmのトンネルを通る鉄道開通。1980年には道路トンネル(16.284km)が開通。ザンクト・ゴットハルトの名は,峠上の11世紀ドイツの司教聖ゴットハルトの名を冠した簡易宿泊所(14世紀)にちなむ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android