サーターラ(英語表記)Sātāra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーターラ」の意味・わかりやすい解説

サーターラ
Sātāra

インド西部,マハーラーシュトラ州南西部の都市。プーナ南方約 90km,ウェスタンガーツ山脈中に発するクリシュナ川上流域に位置。町名は 14世紀にバフマニー朝の王が建てた城の壁が 17 (マラーティー語でサーターラ) 面あったことに由来。その後マラータ王国首都となったが,1710年代以降,首都はプーナに移った。 1817年イギリス支配下となった。主産業は製糖綿布,真鍮製品,ガラスなどの製造。周辺の農産物集散地。人口9万 5133 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android