コンビニ・バル(読み)こんびに・ばる

知恵蔵mini 「コンビニ・バル」の解説

コンビニ・バル

コンビニエンスストアと飲食店が一体化した新業態、店舗のこと。「バル」とは、酒や小皿料理が楽しめるスペイン発祥の飲食店のことで、親しみやすく洒落た雰囲気と価格の安さが特徴。14年9月29日、ミニストップ株式会社が東京都中央区日本橋に「CISCA(シスカ)」をオープンし、初のコンビニ・バルとして注目されるようになった。「CISCA」は「city」「small」「café」の頭文字からつけた造語で、「できたて」「健康感」「つながり」をコンセプトとしている。店舗面積は104.79平方メートルで、コンビニエンスストアのスペースで買った酒やつまみを、テーブル席とカウンター合わせて17席のイートインスペースに持ち込み飲食できる。店内は日用品売り場が縮小され、アルコール類・できたてデリカ商品・低カロリー商品などが拡大されており、会社帰りに短時間、安く飲みたい人たちに多く利用されている。

(2015-2-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報