ケウニ(読み)けうに

日本歴史地名大系 「ケウニ」の解説

ケウニ
けうに

アイヌ語に由来する地名。「地名考并里程記」に「ケウニ 休所 サルブト江三里程 夷語ケウヽニの略語なり。扨、ケウとは死骸の事、ウニは置ク所と申事にて、則、死骸を埋めたる所と訳す」と説き、「昔時、蝦夷共氷海の開ケし頃、水豹猟に沖合に出し処、大風にて仕化ニ相成、溺死せしもの夥敷、此海岸に寄りし死骸を爰に埋しより字になすといふ」という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android