グリーシャ軍曹をめぐる争い(読み)グリーシャぐんそうをめぐるあらそい(英語表記)Der Streit um den Sergeanten Grischa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

グリーシャ軍曹をめぐる争い
グリーシャぐんそうをめぐるあらそい
Der Streit um den Sergeanten Grischa

ドイツ作家 A.ツワイク小説。 1927年刊。ロシア兵捕虜グリーシャがロシア革命伝染を恐れる軍部によって処刑されるまでを描き,第1次世界大戦中のドイツ軍国主義を批判した作品。全6巻の連作「白人たちの大戦争」の第1作で内容的には第4部をなす。

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