クロム明礬(読み)クロムミョウバン

デジタル大辞泉 「クロム明礬」の意味・読み・例文・類語

クロム‐みょうばん〔‐ミヤウバン〕【クロム明×礬】

硫酸カリウム硫酸クロムとの複塩。一般にカリウムクロム明礬KCr(SO42・12H2Oをさす。紫色正八面体結晶媒染剤・皮なめし・めっきなどに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「クロム明礬」の意味・読み・例文・類語

クロム‐みょうばん ‥ミャウバン【クロム明礬】

〘名〙 カリウム、ナトリウムアンモニウムなどとクロムとでできた明礬。代表的なものはカリウム‐クロム明礬(硫酸クロム〔III〕カリウム)で、赤紫色正八面体の結晶になる。媒染剤、革なめしに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報