クリスチャン ツィメルマン(英語表記)Krystian Zimerman

現代外国人名録2016 の解説

クリスチャン ツィメルマン
Krystian Zimerman

職業・肩書
ピアニスト バーゼル音楽院教授

国籍
ポーランド

生年月日
1956年12月5日

出生地
サブジェ

学歴
カトヴィシェ音楽院

受賞
ベートーヴェンコンクール優勝〔1973年〕,ショパン国際ピアノコンクール第1位・ポロネーズ賞・マズルカ賞・ソナタ賞〔1975年〕

経歴
5歳からピアノを始め、7歳でヤシンスキに師事。少年期から内外の数々のコンクールで入賞を果たす。1975年18歳の時、ショパン国際ピアノコンクールで最年少優勝、ポロネーズ賞、マズカル賞、ソナタ賞も受賞、久々のポーランド人優勝者としてセンセーションを巻きおこす。’80年充電期間としていっさいの活動を停止するが、’81年スイスに移り、活動を再開。アバドバレンボイムジュリーニ、カラヤンらの率いる主要なオーケストラと共演、“プラハの春”ほか音楽祭への出演、東西ヨーロッパ各都市でのリサイタルなど、常に絶賛をもって迎えられている。世界中に自身のピアノを持って回る“完全主義者”。’96年よりスイスのバーゼル音楽院教授を務める。2010年ショパン生誕200年を記念し全曲ショパンのリサイタルを開催読書家としても知られ、音楽論も熱心に語り、知性派ピアニストとも言われる。1978年初来日、以後たびたび来日公演を行い、2003年東京文化会館で日本での100回目のリサイタルを開催。2008年東京に住居を構え、以後スイスの自宅ニューヨークの3拠点で活動。のちスイスのバーゼルに住む。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報