クッチャロ湖畔竪穴群遺跡(読み)くつちやろこはんたてあなぐんいせき

日本歴史地名大系 の解説

クッチャロ湖畔竪穴群遺跡
くつちやろこはんたてあなぐんいせき

[現在地名]枝幸郡浜頓別町字頓別

クッチャロ湖南東岸台地の標高約二〇メートルに位置し、擦文時代のものと思われる方形の一七三個余の竪穴跡と縄文時代前期の貝塚がある。道指定史跡。日の出ひので遺跡、日の出貝塚ともよばれる。昭和三三―三四年(一九五八―五九)に貝塚の一部と擦文時代の竪穴住居跡四軒の発掘が行われた。貝塚からは斜行縄文の尖底土器のほか、多くの石器と骨角器類、動物遺存体が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android