キュルト(英語表記)Kurth, Godefroid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キュルト」の意味・わかりやすい解説

キュルト
Kurth, Godefroid

[生]1847.5.11. アルロン
[没]1916.1.3. アッセ
ベルギーの歴史家。 1871年リエージュ大学教授。 1907年ローマにあるベルギー史研究所の所長。ベルギーにおける近代歴史学研究の建設者でフランク王国史を専門とした。 H.ピレンヌの師。主著に『近代文明の起源』 Les origines de la civilisation moderne (2巻,1886) ,『中世リエージュ史』 La cité de Liège au moyen-âge (3巻,1910) がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android