ガス(海霧)(読み)がす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガス(海霧)」の意味・わかりやすい解説

ガス(海霧)
がす

北海道東部の太平洋沿岸で発生する霧の地方名。この霧は海霧(うみぎり)といわれるもので、6~7月ごろに多発する。冷たい親潮寒流が北海道の東岸に沿って南下する一方、この季節特有の暖かい南東の風がその上に送り込まれるのが原因である。

[大田正次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android